二次的著作物とは、一つの著作物を「原作」とし、新たな創作性を加えて創られたものになります。
そして、原作となった著作物とは別の著作物として保護されます。
ややっこしいですよね・・・・。
何が二次的著作物になるか、例題を用いてみてくと分かりやすいかなと思いまして、今回は「修復した写真は元の写真の二次的著作物になるの?」という例題で二次的著作物について紹介していこうと思います。
著作権の中にある二次的著作物の権利!
著作権という権利の中に「二次的著作物の権利」が入っているのですが、これが幅広すぎて複雑なんですよ。
ですのでざっくり著作権の全体図をつくってみましたので、これで分かりやすく、見やすくなりますから見てみましょう。
ちっさ!
わかりずらっ!!
こまかっ。
頑張ったんですけど、余計分かりずらくなってしまうんですよ。
でも、頑張ったんですよおおおお。
複雑なんですよ。
二次的著作物は一番右の一番下にあります。
ちょっとそこだけ大きくするとこんな感じになります。
ようやく出てきましたね。
オレンジの部分が二次的著作物に与えられてる権利になります。
これを踏まえても例題は難しいんですが、ざっくり全体の地図が分かったところで、例題に戻っていきましょう。
修復した写真は元の写真の二次的著作物になるの?
例えばですね。
年月が経ち劣化した写真を忠実に修復した場合、修復後の写真は元の写真の二次的著作物になるのか?
これですね。
正解はですねこうなります。
二次的著作物のはなりません!
ならないそうです。
最初に戻りますが『一つの著作物を「原作」とし、新たな創作性を加えて創られたもの』が二次的著作物ですので、写真の修復は「新たに創作性を加えて創る」にあたらないそうです。
なるほど・・・・。
そういわれればそうですね。
新たなのは創作していないか・・・・。
劣化した写真を直したになるのかな、なので元の著作物の権利で守られるって事か・・・・。
まあ、難しく考えなくてもいいのかな。
いや考えたほうがいいかな。
まとめ
今回の内容をまとめてみたいと思います。
修復した写真は元の写真の二次的著作物になるの?
① 元の写真から新たに創作性を加えているわけではないので二次的著作物にはならない。
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